長期投資 2004 12 8
12月7日に発表された、経済協力開発機構(OECD)による世界各国の学力調査において、
日本は、前回の調査結果に比べて、15歳の生徒の学力が大きく低下していることが判明した。
この結果、日本は、長期投資に適さない国と判断されても、仕方ないでしょう。
その理由は、こういうことです。
人間に「一生」があるように、国家にも「一生」があります。
農業国家→教育国家→生産国家→金融国家→文化国家 or 観光国家。
日本は、国土が小さく、しかも自然災害が多い国です。
さらに資源もなければ、農産物も輸出するほど豊かではありません。
このような環境下では、「頭脳」で食べていくしかないのです。
だからこそ、スパルタ教育と言われても、教育に力を入れなければならないのです。
資源のない国「日本」は、「頭脳」で食べていくしかないと覚悟すべきです。
その頭脳が弱くなってしまっては、将来、どうなるか、わかるでしょう。
今の子供や若者は、昔の日本人が築いてきた財産を食いつぶすだけなのか。
それは、悲しいことです。
日本は、常に、価値の創造をしていかなければならないのです。
そのためには、「頭脳」を強化する必要があるのです。
毒 poison 2004 11
20
ゲーム機は、子供たちにとって、「毒」だったと思います。
ただでさえ、テレビを見るから、勉強の時間が減っているのに、
その上、ゲームまでやったら、さらに勉強の時間が減ります。
これでは、毎日の勉強の時間が、ゼロになってしまいます。
こうした子供たちが大人になっても、ビジネスマンとして活躍できるのか。
ゲーム機は、日本の国力や国益にとって、プラスなのか。
投資家も、社会的な存在ですから、
こうした点も考慮しながら、投資行動すべきです。
「儲かれば何でもいい」と考えるのは、長期的には、マイナスとなります。